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2024年11月28日

木造vs鉄骨/大規模建築におけるコストの違いを具体的に比較!

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こんにちは。大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の富田です。

前回は、アパート、倉庫、工場などの大規模な施設でも木造で建築できることをお話しました。

今回は木造と鉄骨のコストを比較して、木造建築の方がコストを削減できる理由もお話していきたいと思います。

 

|木造と鉄骨の建築コストの比較

 

木造 鉄骨造 差額
介護・福祉(900㎡) 18,900万円 21,600万 2,700万
事務所(760㎡) 14,000万 16,560万 2,560万
店舗(300㎡) 4,950万 5,400万 450万
クリニック(230㎡) 5,250万 6,300万 1,050万
倉庫(660㎡) 7,000万 8,000万 1,000万
賃貸住宅(400㎡) 9,100万 10,200万 1,100万

 

上記は具体的な施設ごとに、木造と鉄骨ごとの費用を比較したものです。

表で示したすべての建築物で、木造よりも鉄骨の方が安く抑えられることがわかります。

国税庁の「地域別・構造別の工事費用表(1㎡当たり)【令和4年分用】」によると、構造別の工事坪単価は木造で572,000円、鉄骨で846,000円で差額は1坪あたり274,000円!RCの工事坪単価は876,000円ですので、この3つを比較すると、木造が最も工事坪単価が低いです。

 

|木造の方が建築コストを削減できる3つの理由

 

木造建築で建築コストを削減できる理由は3つあります。

 

材料費が安い

 

1つめは、材料費が安いことです。

どの材料を使用して建築するかはコストに差が出る要因の一つです。

木材よりも鋼材の方が材料費が高額なため、特殊な部材を使用しない限り、鉄骨より木造の方が材料費が安く収まります。

 

基礎工事費・地盤改良工事費が安い

 

2つめは、基礎工事費と地盤改良工事費が安く収まることです。

木造は鉄骨と比較して建物の重量が小さいです。鉄骨の基礎は木造の基礎よりも多くの重量を支えなければならないため、より大きな基礎が必要になります。

建物の重量が重いと地盤への負担も大きくなるため、地盤改良工事も鉄骨より木造のほうが安くなります。木造の方が、軽度の地盤改良で済むことが多いです。

したがって、鉄骨よりも木造の方が基礎工事費と地盤改良工事費が安くなります。

 

工期が短い

 

3つめは、鉄骨と比較して工期が短いことです。

木造建築では、事前にプレカット工場で加工された材料が現場に供給され、施工が行われます。これにより、現場での作業がスムーズに行われ、鉄骨と比較して工期を削減することが出来ます。

その結果、人件費や仮設費用の削減が可能となり、建築コストが削減できます。

 

|まとめ

 

今回は建物用途別で木造と鉄骨の建築費を比較して、木造の方が鉄骨よりもコストダウンが可能な理由を紹介しました。

 

|補助金情報

 

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今回は以上です。ありがとうございました。

 

大規模木造建築

ウッドビスタ

担当:富田湧介

 

 

 

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