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2025年11月20日

在来軸組工法とは?日本の木造建築を支える代表的な工法を解説

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皆様、こんにちは。
大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。

 

日本で広く採用されている木造建築の工法として、在来軸組工法(ざいらいじくぐみこうほう)があります。

在来軸組工法は、オフィスや店舗、施設、中規模建築など幅広い用途で活用されており、日本の気候や文化に適した工法として長く受け継がれてきました。

今回は、この在来軸組工法とはどのような工法なのか、その特徴やメリット・デメリット、さらにツーバイフォー工法との違いまでわかりやすく解説します。

 

在来軸組工法とは?

 

在来軸組工法は、柱(縦の部材)と梁(横の部材)で建物を支える木造構造です。古くから使われてきた日本の伝統建築を現代化したもので、「木造軸組工法」とも呼ばれます。

建物の骨組みとなる軸を組み、耐力壁や筋交いを配置して地震や風の力に耐える構造をつくります。柔軟性が高く、間取りや空間設計の自由度が高いことが特徴です。

 

柱と梁で支える日本伝統の構造

 

在来軸組工法では、柱が縦方向の荷重を支え、梁が横方向に力を受け流すことで建物全体の耐力を確保します。

また現代では、

 ・筋交い

 ・耐力壁

 ・金物工法(接合金物)

などを組み合わせることで、地震の多い日本でも高い安全性を持つ木造建築が可能になっています。

 

在来軸組工法のメリット

 

メリット01  空間設計の自由度が高い

⇒柱と梁で構成するため、開口部・天井の高さ・室内レイアウトなどを柔軟に調整でき、非住宅用途でも使い勝手のよい設計が可能です。

 

メリット02 改修・用途変更がしやすい

⇒構造の考え方がシンプルなため、壁の移動、スペース拡張、用途変更などのリニューアルに対応しやすいことが強みです。

 

メリット03 国産材の活用がしやすい

⇒主要構造部に国産材を使用しやすく、地域の木材供給体制とも相性が良い工法です。

 

メリット04 通気性が高く湿気に強い

⇒建物内部の通気を確保しやすく、高温多湿な日本の気候に適した工法として長く採用されています。

 

在来軸組工法のデメリット

デメリット01 施工品質が職人技に左右されやすい

⇒大工の技術が品質に影響しやすい工法であるため、経験と技術力が重要です。ただし最近はプレカット加工や金物工法により品質の標準化が進んでいます。

 

デメリット02 工期が比較的長い

⇒構造体を現場で組み上げるため、パネル化された工法に比べると工期が長くなる傾向があります。

 

デメリット03 高気密化には工夫が必要

⇒柱と梁の組み合わせが多いため、気密性を高めるには精度の高い施工が求められます。

 

在来軸組工法とツーバイフォー工法の違い

比較項目 在来軸組工法 ツーバイフォー工法
構造 柱と梁の軸組構造 壁・床・天井で構成する面構造
空間自由度 高い 制約がある
工期 長め 比較的短い
気密性 施工次第 取りやすい
改修 しやすい 難しい

どちらの工法も特徴があり、建物の用途や求められる性能により使い分けることが重要です。

 

まとめ

在来軸組工法は、伝統と現代技術が融合した、日本の環境・文化に適応した木造工法です。自由な空間設計や改修のしやすさから、これからも多様な用途の木造建築で活用され続けるでしょう。

 

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今回は以上です。ありがとうございました。

 

大規模木造建築
ウッドビスタ
担当:平澤夢厳

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