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2026年02月10日

CLTとは?中高層・大規模木造で注目される理由をわかりやすく解説

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近年、木造建築の分野で急速に注目を集めている材料が「CLT」です。
中高層木造や都市部の大規模木造建築を支える技術として、国内外で活用が広がっています。

本記事では、CLTとは何か、その特徴やメリット、なぜ今の建築分野で重要視されているのかを、わかりやすく解説します。

 

CLTとは?

 

CLTとは Cross Laminated Timber(直交集成板) の略称で、
板材を繊維方向が直交するように何層も重ね、接着してつくられる木質材料です。

縦方向・横方向の強度をバランスよく持つため、
従来の木材では難しかった 大きな荷重や水平力への対応 が可能になります。

CLTは、床・壁・屋根などを「面」で構成できることから、
中高層・大規模木造建築において重要な構造要素として使われています。

 

なぜCLTが注目されているのか

 

CLTが建築分野で注目される理由は、単に新しい材料だからではありません。
現在の社会的背景と、建築技術の進化が大きく関係しています。

 

CLTの主な特徴とメリット

 

① 高い構造性能を持つ

CLTは面材として機能するため、
地震や風による水平力に対して高い剛性を発揮します。

これにより、

柱や梁の本数を抑えた計画

広い無柱空間の実現

中高層建築への対応

が可能になります。

 

② 木造建築の可能性を広げる

従来の木造は「低層向き」というイメージが強くありましたが、
CLTの登場により、中高層・都市型建築でも木造が選択肢となりました。

超高層木造やハイブリッド木造といった新しい建築の実現にも、
CLTは欠かせない存在です。

 

③ 工期短縮と品質の安定

CLTは工場で加工・製造されるため、
現場での作業量を減らし、施工の効率化が図れます。

施工精度の向上

天候の影響を受けにくい

現場作業の省力化

といった点も、非住宅・大規模建築において大きなメリットです。

 

④ 環境性能に優れている

CLTに使用される木材は、成長過程でCO₂を吸収し、炭素を内部に固定します。
建築物として利用することで、炭素を長期間貯蔵する効果が期待できます。

また、製造時のエネルギー消費が比較的少ない点も、
脱炭素社会を目指す建築分野において評価されています。

 

CLTはどんな建物に使われている?

 

現在、CLTは以下のような建築で活用されています。

オフィスビル

商業施設

学校・教育施設

公共施設

中規模〜大規模木造建築

特に、都市部の再開発や公共建築において、
CLTは「木造化を実現するための現実的な材料」として位置づけられています。

 

CLTと在来軸組・耐火木造との関係

 

CLTは単独で使われるだけでなく、
在来軸組工法や耐火木造、ハイブリッド木造と組み合わせて使われるケースも増えています。

軸組+CLTによる剛性向上

耐火被覆を施したCLT耐火構造

鉄骨と組み合わせたハイブリッド構造

これにより、設計の自由度と構造性能の両立が可能になります。

 

まとめ:CLTは木造建築を次のステージへ進める材料

 

CLTは、木造建築の可能性を「低層」から「中高層・都市型」へと広げた革新的な材料です。

構造性能・施工性・環境性能を高いレベルで兼ね備え、
今後の大規模木造・中高層木造を支える中核技術として、
CLTの活用はますます広がっていくでしょう。

 

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今回は以上です。ありがとうございました。

 

大規模木造建築
ウッドビスタ
担当:平澤夢厳

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