Blogお役立ち情報
-
2025年11月20日
在来軸組工法とは?日本の木造建築を支える代表的な工法を解説
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。 日本で広く採用されている木造建築の工法として、「在来軸組工法(ざいらいじくぐみこうほう)」があります。 在来軸組工法は、オフィスや店舗、施設、中規模建築など幅広い用途で活用されており、日本の気候や文化に適した工法として長く受け継がれてきました。 今回は、この在来軸組工法とはどのような工法なのか、その特徴やメリット・デメリット、さらにツーバイフォー工法との違いまでわかりやすく解説します。 |在来軸組工法とは? 在来軸組工法は、柱(縦の部材)と梁(横の部材)で建物を支える木造構造です。古くから使われてきた日本の伝統建築を現代化したもので、「木造軸組工法」とも呼ばれます。 建物の骨組みとなる軸を組み、耐力壁や筋交いを配置して地震や風の力に耐える構造をつくります。柔軟性が高く、間取りや空間設計の自由度が高いことが特徴です。 |柱と梁で支える日本伝統の構造 在来軸組工法では、柱が縦方向の荷重を支え、梁が横方向に力を受け流すことで建物全体の耐力を確保します。 また現代では、 ・筋交い ・耐力壁 ・金物工法(接合金物) などを組み合わせることで、地震の多い日本でも高い安全性を持つ木造建築が可能になっています。 |在来軸組工法のメリット メリット01 空間設計の自由度が高い ⇒柱と梁で構成するため、開口部・天井の高さ・室内レイアウトなどを柔軟に調整でき、非住宅用途でも使い勝手のよい設計が可能です。 メリット02 改修・用途変更がしやすい ⇒構造の考え方がシンプルなため、壁の移動、スペース拡張、用途変更などのリニューアルに対応しやすいことが強みです。 メリット03 国産材の活用がしやすい ⇒主要構造部に国産材を使用しやすく、地域の木材供給体制とも相性が良い工法です。 メリット04 通気性が高く湿気に強い ⇒建物内部の通気を確保しやすく、高温多湿な日本の気候に適した工法として長く採用されています。 |在来軸組工法のデメリット デメリット01 施工品質が職人技に左右されやすい ⇒大工の技術が品質に影響しやすい工法であるため、経験と技術力が重要です。ただし最近はプレカット加工や金物工法により品質の標準化が進んでいます。 デメリット02 工期が比較的長い ⇒構造体を現場で組み上げるため、パネル化された工法に比べると工期が長くなる傾向があります。 デメリット03 高気密化には工夫が必要 ⇒柱と梁の組み合わせが多いため、気密性を高めるには精度の高い施工が求められます。 |在来軸組工法とツーバイフォー工法の違い 比較項目 在来軸組工法 ツーバイフォー工法 構造 柱と梁の軸組構造 壁・床・天井で構成する面構造 空間自由度 高い 制約がある 工期 長め 比較的短い 気密性 施工次第 取りやすい 改修 しやすい 難しい どちらの工法も特徴があり、建物の用途や求められる性能により使い分けることが重要です。 |まとめ 在来軸組工法は、伝統と現代技術が融合した、日本の環境・文化に適応した木造工法です。自由な空間設計や改修のしやすさから、これからも多様な用途の木造建築で活用され続けるでしょう。 ウッドビスタは大規模木造建築の専門企業として、これからも木とともに未来をつくる取り組みとコストを抑えた木造建築を提供していきます。 非住宅木造建築に関するご相談、建築費用など、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |資料情報 ウッドビスタでは、木造建築推進の背景を詳しく解説した特別レポートを無料でプレゼントしています。 資料のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:平澤夢厳▼続きを読む -
2025年11月05日
脱炭素社会と木造建築 ― CO₂削減に貢献する“木の力”
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。 世界的に「脱炭素社会(カーボンニュートラル)」の実現が求められる中、建築分野にも大きな変革が求められています。その流れの中で、環境負荷の少ない素材として「木造建築」が改めて注目を集めています。本記事では、木造建築がどのように脱炭素社会に貢献できるのか、その仕組みや具体的な効果について分かりやすく解説します。 |なぜ今、脱炭素社会が求められているのか 近年、地球温暖化による気候変動が深刻化し、世界各国で「2050年カーボンニュートラル」を目指す動きが進んでいます。 日本でも政府が温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げ、建築業界においてもCO₂削減が重要な課題となっています。 建築は、資材の製造や施工時に多くのエネルギーを使う産業です。特に鉄やコンクリートは製造過程で大量のCO₂を排出するため、環境負荷の低い素材への転換が求められています。 |木造建築が脱炭素に貢献する理由 木造建築は、他の構造と比べてCO₂排出量を大きく削減できます。その理由は、木材がもともと炭素を蓄える素材だからです。 木は成長過程で大気中のCO₂を吸収し、炭素として木の内部に固定します。建築物として木を使用することで、“炭素を長期間建物内に貯蔵するカーボンストック効果”が生まれます。 さらに、木材は製造エネルギーが少なく、リサイクルや再利用も容易。そのため、ライフサイクル全体で見てもCO₂排出を抑えられる素材として注目されています。 |広がる大規模木造建築の可能性 かつては木造=住宅というイメージが強くありましたが、近年では保育園・学校・オフィス・商業施設など、大規模木造建築が全国で増えています。 大規模木造は、鉄骨やRC造に比べても環境負荷が低く、同時に木の温かみや調湿性を活かした快適な空間設計が可能です。 耐火木造技術やCLT(直交集成板)などの新しい建築技術の発展により、木造でも大規模・高層の建築が現実的な選択肢になってきています。 |木造建築がもたらす持続可能な未来 脱炭素社会の実現には、素材・設計・施工すべての分野で環境への配慮が欠かせません。木造建築は、環境負荷を減らしながら人と地球の共生を可能にする、最も自然で持続的な建築の形です。 これからの建築は、環境性能だけでなく、地域資源の活用や森づくりとの連携も含めた“サステナブルな建築”へと進化していくでしょう。 ウッドビスタは大規模木造建築の専門企業として、これからも木とともに未来をつくる取り組みとコストを抑えた木造建築を提供していきます。 非住宅木造建築に関するご相談、建築費用など、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |資料情報 ウッドビスタでは、木造建築推進の背景を詳しく解説した特別レポートを無料でプレゼントしています。 資料のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:平澤夢厳▼続きを読む -
2025年10月30日
ウッドショックで木材が高騰した理由とは?建築業界への影響と今後の対策
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。 2021年以降、「ウッドショック(Wood Shock)」による木材価格の高騰が、日本の建築業界に大きな影響を与えています。木造住宅や大規模木造建築、リフォーム事業など、幅広い分野でコストの上昇が発生しました。 今回は、ウッドショックの原因や背景、建築業界への影響、そして私たちの今後の対策を解説します。 |ウッドショックとは?木材高騰の背景 「ウッドショック」とは、世界的な木材の供給不足と価格高騰が同時に起きた現象です。もともと「オイルショック」になぞらえて名づけられた言葉で、建築業界では特に2021年以降に深刻化しました。 主な原因は以下の通りです。 ・新型コロナウイルスによる製材工場の稼働停止 ・アメリカやヨーロッパでの住宅需要の急増 ・コンテナ不足や物流の混乱による輸送遅延 ・円安や燃料価格の上昇による輸入コスト増加 特に日本は木材の約6割を輸入に依存しており、世界の需給バランスが崩れると直ちに影響を受けます。 その結果、木材価格が2倍以上に高騰したケースもありました。 |日本の木材市場と建築業界への影響 ウッショックドによって、建築現場ではさまざまな課題が発生しました。 ・構造材や合板などの仕入れ価格の上昇 ・木材の納期遅延や調達難 ・工期の長期化や見積り変更による混乱 ・一部でRC造や鉄骨造へのシフト 特に木造住宅・保育園・福祉施設・商業施設など、木材を多く使う建築分野では影響が顕著でした。しかし同時に、「木材の価値」や「国産材活用の重要性」を見直す動きも加速しました。 |これからの木造建築に求められること ウッドショックは、木材を「安い素材」ではなく「再生可能な資源」として見直すきっかけとなりました。 今後の木造建築では以下の視点が重要になります。 ・国産材を活用した地域循環型の建築モデル ・森林整備と建築をつなぐサステナブルな供給体制 ・脱炭素社会に向けた木造建築の普及促進 ウッドビスタは、木造の可能性を最大限に活かすことで、建築業界の未来を支えていきます。 |まとめ 木材高騰の背景には、世界的な需給バランスの変化と輸入依存のリスクがあります。しかし、国産材の活用や設計の工夫により、安定した木造建築の未来は十分に実現可能です。 ウッドビスタは大規模木造建築の専門企業として、これからも木とともに未来をつくる取り組みとコストを抑えた木造建築を提供していきます。 建築コストや木材調達に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:平澤夢厳▼続きを読む -
2025年08月06日
木造と鉄骨のコストと工期を徹底比較!木造でコストと工期を削減!
皆様、こんにちは。 大規模建築「ウッドビスタ」担当の富田です。 今回は、木造と鉄骨、それぞれのコストと工期の比較をしていきます。 「倉庫を建てたいけれど、予算が心配…」 「介護施設をできるだけ早く開設したい…」 「環境に配慮したサステナブルな建築にしたい…」 中大規模の非住宅建築(倉庫、工場、介護施設、事務所など)を検討中で、 特にこれらの課題をお持ちでしたら、この記事をご活用いただけますと幸いです。 |木造でコストと工期の削減が可能! 近年、倉庫や福祉施設、農業施設など中大規模の建築において、木造建築が注目されています。その背景には、コストの削減、工期の短縮、環境への貢献などの要素が関係しています。特に国が木造建築を推進していることもあり、大規模施設においても木造の選択肢が広がっています。 |木造と鉄骨の坪単価推移 2019年から2023年までの坪単価を下記表に示しました。 年度 木造(万円/坪) 鉄骨造(万円/坪 2019 56.1 75.5 2020 56.8 76.0 2021 56.9 75.0 2022 58.2 79.7 2023 67.4 92.8 木造、鉄骨共に坪単価は年々上昇しています。しかし、各年度において木造は鉄骨造より安く、平均して20~30%のコスト削減が可能です。2019年からの4年間で、木造は56万円から67万円、鉄骨造は75万円から92万円に推移しています。 |建築コストの比較 坪単価の推移の次は、具体的な建築コストを比較していきます。 以下の表に、木造、鉄骨造それぞれにおける介護福祉施設、事務所、店舗、クリニック、倉庫、賃貸住宅の建築費用を示しました。 木造 鉄骨造 差額 介護・福祉(900㎡) 18,900万円 21,600万円 2,700万円 事務所(760㎡) 14,000万円 16,560万円 2,560万円 店舗(300㎡) 4,950万円 5,400万円 450万円 クリニック(230㎡) 5,250万円 6,300万円 1,050万円 倉庫(660㎡) 7,000万円 8,000万円 1,000万円 賃貸住宅(400㎡) 9,100万円 10,200万円 1,100万円 木造の方が鉄骨造よりも建築費用を抑えることができることがわかります。例えば900㎡福祉施設では2700万円のコストカットが可能です。 |木造で建築コストが削減できる理由 木造と鉄骨造を比較すると、木造の方が材料費・施工費の面でコストメリットがあります。特に以下の点で違いが生まれます。 材料費 木材の方が鋼材よりも価格が低いため、コストカットに繋がります。 施工費の削減 木造建築(2×4工法)では、工場で製造されたパネルを現場で組み上げるため鉄骨よりも工期が短くなります。これにより施工費や仮設費が削減され、コストカットに繋がります。 基礎工事費の削減 木造は鉄骨よりも軽量なため、基礎工事費用を抑えることができます。 減価償却期間が短い 木造は鉄骨よりも法定耐用年数が短いため、減価償却のスピードが速く、税制上のメリットがあります。節税効果が高いという点で、建築後の経費削減も木造の方が優れていると考えることができます。 関連記事: 木造の減価償却費と耐用年数は?計算例や鉄骨との比較も解説! |工期の比較 工期においても木造の方が短く済むケースが多いです。 具体的な工期を下記の表に示しました。 項目 システム鉄骨 鉄骨重量 木造(2×4工法) 工期(※1,000㎡規模) 最低8カ月 最低12カ月 5カ月 1000㎡規模の建物を建てる場合、木造では、鉄骨と比較して7カ月も工期を削減することが可能です。システム鉄骨との工期を比較しても、最低3カ月間は工期短縮が期待できます。 |木造で工期が削減できる理由 現場作業の削減 木造は鉄骨と比較して現場での作業効率が高いため、工期が削減できます。先述の通り、2×4工法の木造建築では工場で加工された材料を現場で組み上げるため、現場作業の効率化を図れます。 基礎工事費の削減 木造は鉄骨造よりも重量が軽いため、それを地盤上で安定させる基礎に関してそれほど頑丈なものが求められません。そのため、基礎工事費を抑えることができます。 |木造建築は国も推進している 近年、建築技術の進歩や環境への配慮の注目により、建築物の木造化が推奨されています。2015年に木促法が改正され、3000㎡以上の建築物でも木造化が可能となりました。さらに2021年の建築基準法の改正で、民間建築物も木造で建築することが可能となりました。 大規模建築において木造はそもそも選択肢に上がらないことが多いですが、法改正により木造で建築することが推進される時代になっています。 |まとめ 今回は、木造と鉄骨のコスト・工期の違いについて解説しました。木造はコスト・施工スピードの両方でメリットがあり、さらに国の支援も追い風になっています。 倉庫や福祉施設、農業施設の建設も鉄骨ではなく木造が推進される時代です。 これらの施設はもちろん、中大規模の建築を検討している方は、ぜひ木造を選択肢の一つとしてご検討ください。 関連記事: 木造vs鉄骨/大規模建築におけるコストの違いを具体的に比較! 木造建築に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください! お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:富田湧介▼続きを読む -
2025年07月17日
木造の減価償却費と耐用年数は?計算例や鉄骨との比較も解説!
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の富田です。 建物を建てる際、初期費用だけでなく、長期的なコスト管理が重要になります。特に「減価償却費」は経営や資産運用の観点で大きな影響を与え、木造と鉄骨では法定耐用年数の違いから減価償却費が変わります。本記事では、減価償却の概要や計算方法、具体的な計算例、木造と鉄骨の比較、減価償却の点から見た木造建築のメリットを紹介していきます。 |目次 ・減価償却とは? ・減価書客の考え方・計算式 ・木造、鉄骨、RC造の法定耐用年数の比較 ・構造ごとの坪単価の推移 ・減価償却費の具体的な計算例 ・木造における減価償却の3つのメリット ・まとめ ・あなたの建築計画をサポートします ・補助金情報 |減価償却とは? 減価償却とは、建物の取得費用を法定耐用年数に応じて分割して費用計上する会計処理です。これにより、一度に全額を費用計上するのではなく、毎年少しずつ経費として処理できます。 建物の法定耐用年数は、構造ごとに異なるため、建築時の選択によって減価償却のスピードや毎年の経費計上額が変わります。 |減価償却の考え方・計算式 減価償却の主な計算方法には、定額法と定率法の2種類があります。定額法は毎年同じ金額を計上する計算方法で、定率法は初年度の計上額が最も多く、年数が経過していくにつれ計上金額が減少していく計算方法です。 定額法は主に個人事業主が、定率法は主に法人が対象ですが、建物、建物付属設備、構築物、ソフトウェアは個人事業主、法人にかかわらず定額法が適用されます。 定額法で考える建築物の減価償却の計算式は以下の通りです。 毎年の償却額=建築費用÷法定耐用年数 減価償却のスピードや金額は建物の法定耐用年数と建築コストに依存するため、それらを構造ごとに比較していきましょう。 |木造と鉄骨、RC造の法定耐用年数の比較 国税庁が定める構造ごとの法定耐用年数は以下のとおりです。 構造 法定耐用年数(非住宅) 木造 22年 鉄骨造(骨格材厚3㎜以上~4㎜以下) 27年 鉄骨造(骨格材厚4㎜以上) 34年 RC造 47年 構造ごとの法定耐用年数を比較すると、木造の法定耐用年数が最も短く、RC造が最も長いことがわかります。鉄骨造は構造の強度(骨格材の厚さ)によって耐用年数が異なります。 |構造ごとの坪単価の推移 続いて、木造、鉄骨、RC造ごとの建築費用を見ていきましょう。 2019年から2023年までの坪単価を下記の表に示しました。 年度 木造(万円/坪) 鉄骨造(万円/坪) RC(万円/坪) 2019 56.1 75.5 94.2 2020 56.8 76.0 91.4 2021 56.9 75.0 95.1 2022 58.2 79.7 91.6 2023 67.4 92.8 103.7 木造は56~67万円/坪、鉄骨造は75~92万円/坪、RC造は91~103万円/坪の範囲で推移しています。また、木造のコストは鉄骨より20~25%安価であることがわかります。2022年から2023年にかけて、どの構造においても坪単価が大きく上がりましたが、それでも木造は鉄骨やRCと比較して費用を抑えることができます。近年の建築資材高騰の影響で鉄骨・RCの価格は上昇しており、木造のコスト競争力が高まっています。 また、木造建築では、環境保護や森林資産の活用の観点から、日本で推進されているため補助金を受けることも可能です。 補助金情報一覧はこちら |減価償却費の具体的な計算例 続いて、具体的な減価償却の計算を行ってみましょう。300坪(990㎡)、建築コスト2億円の建築物の場合の、木造、鉄骨それぞれの毎年の償却額を以下の表にまとめました。 構造 法定耐用年数 減価償却額 木造 22年 約909万円 鉄骨(27年) 27年 約740万円 鉄骨(34年) 34年 約588万円 ※ 定額法(取得費用 ÷ 法定耐用年数)で計算 仮に建築費用が同じの場合、法定耐用年数が最も短い木造が、毎年の償却額が最も多くなります。 木造は法定耐用年数が短いため、年間の減価償却費を多く計上できるのが特徴です。これにより、初期の利益圧縮がしやすく、税負担を軽減するメリットがあります。 一方、鉄骨造は耐用年数が長いため、毎年の減価償却費は木造と比較して低くなります。長期保有を考える場合には、税務戦略として有利になるケースもありますが、木造と比較して節税効果は小さいと言えます。 |木造における減価償却の3つのメリット ①節税効果が高い 木造は耐用年数が短いため、早期に減価償却を進められ、初期の税負担を軽減できます。新規事業や投資案件では、キャッシュフローの改善につながるメリットもあります。 ②建て替えの柔軟性がある 耐用年数が短いということは、建物の評価額が早く下がることを意味します。そのため、古くなった際に建て替えの判断がしやすくなるのも利点です。 ③ 初期費用を低く抑えられる 木造建築は鉄骨造に比べて建築費用を抑えられるため、投資回収期間の短縮にもつながります。 |まとめ 今回は減価償却の概要や計算方法と、木造・鉄骨それぞれにおける具体的な費用やメリットを解説してきました。いかがでしょうか。木造は初期費用を抑えつつ、早期の減価償却で節税効果を狙いたい場合に適しています。 改めて、本記事のポイントを振り返ります ・減価償却とは建築にかかる費用を分割して計上する会計処理の方法 ・減価償却の主な計算方法は、定額法と定率法の2種類で、建築物には定額法が適用される ・木造、鉄骨、RC造では、木造の坪単価が最も安く、法定耐用年数が最も短い ・木造と鉄骨では木造の方が減価償却期間が短く節税効果が高い 福祉施設や倉庫、工場、店舗など非住宅の新築・建替をご検討の方は、減価償却の観点から、木造を検討してみてはいかがでしょうか。 木造vs鉄骨/大規模建築におけるコストの違いを具体的に比較! |あなたの建築計画をサポートします ・コストを抑えて建築したい ・具体的な減価償却の費用が知りたい ・工期を短縮したい …など ウッドビスタでは、貴方のお悩みを解決し、建築計画を全力でサポートします。 具体的なプランや見積もりについては、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:富田湧介▼続きを読む -
2025年05月03日
最大20m!木造建築で大スパンを実現する方法を解説!
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の富田です。 木造建築と聞くと、「大空間の確保が難しいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、近年の技術の進歩により、2×4工法を用いた木造建築でも最大20mの大スパンを実現することが可能になっています。本記事では、2×4工法の概要や、それにより大スパンを確保できる理由や、その具体的な活用例について解説します。 |2×4工法とは?概要を紹介! 2×4工法(ツーバイフォー工法)は、木材の枠組みに合板を貼り合わせたパネルを用いて建物を構成する「面構造」の工法です。この工法は、建物全体で力を分散させるため、耐震性や耐久性に優れています。日本では主に住宅に採用されていますが、近年では倉庫や福祉施設などの非住宅分野でも活用が進んでいます。 |2×4工法における構造計算と鉄骨・RCにおける構造計算の違い 建物の建設の際には構造計算が必須です。しかし木造と鉄骨・RCでは構造計算の特徴が異なります。鉄骨・RCでは柱や梁など「骨組み」の計算が中心ですが、木造の2×4工法では「面全体の剛性計算」が中心となります。 各々の構造計算およびスパンの特徴を表にまとめました。 比較項目 鉄骨造・RC造 2×4工法 計算 柱・梁の強度計算 面構造の剛性計算 荷重の伝達 柱と梁で支える 面全体で支える 大スパンの対応 10m以上のスパンが容易 5m程度が標準 表からわかる通り、2×4工法は鉄骨・RCと比較して柱を飛ばせるスパンが短くなる傾向にあります。しかし、使用する部材や構造を工夫することで20m以上のスパンを実現することが可能となります。 |2×4工法で大スパンを実現できる理由 2×4工法で最大20mの大スパンを実現できる理由を紹介します。 ・トラス構造の活用 2×4工法では、屋根や床にトラス構造を取り入れることで、大スパンの空間を確保できます。トラスは三角形のフレームを組み合わせた構造で、少ない材料で高い強度を発揮し、柱のない広い空間を実現します。 ・集成材やLVL(単板積層材)の使用 木造建築の強度を向上させるために、強度の高い集成材が活用されています。これにより、従来の無垢材では困難だった長尺の梁や高い耐荷重性能を持つ構造が可能になります。 ・耐力壁と剛床構造による安定性 2×4工法では、耐力壁と床全体を一体化させた構造を組み合わせることで、横からの力にも強い建物を作ることができます。これにより、大空間を確保しながらも、高い耐震性を維持できます。 ・プレカット技術による精密な施工 近年のプレカット技術の進化により、大規模な木造建築でも高い精度で部材を加工できるようになりました。これにより、大スパンの設計がより容易になっています。 |具体的な活用例 2×4工法で、間に柱一つない大空間の木造倉庫を実現しました。 施工事例はこちら |鉄骨・RCと比較した木造建築のメリット 最大20mの大空間を実現できるだけでなく、木造建築には鉄骨やRCと比較して様々なメリットがあります。 ・コストの削減 鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)と比較して、木造は材料費が抑えられることが多く、建設コストを削減できます。また、2×4工法は工場で加工されたパネルを組み立てるため、現場での施工時間が短縮され、人件費の削減にもつながります。一般的に、鉄骨・RC造と比較して木造建築では20%のコストを削減することができます。 ・工期の短縮 木造は現場での加工が少なく、施工スピードが速いことが特徴です。鉄骨建築では鋼材の加工や組み立てに時間がかかり、RC建築ではコンクリートの養生期間が必要になるため、工期が長くなりがちですが、2×4工法では短期間で建築可能です。430㎡の事務所を建築する場合、約1か月の工期短縮が可能となります。300坪程度の福祉施設では、約2~3か月の工期短縮が可能となります。 ・環境負荷の低減 木造建築は鉄骨やRCと比較して二酸化炭素の排出量が少なく、持続可能な建築手法として注目されています。木材は成長過程で二酸化炭素を吸収し、カーボンニュートラルな素材として利用できます。 ・断熱性・省エネルギー性 木材は鉄やコンクリートに比べて熱伝導率が低いため、建物の断熱性能が向上します。特に2×4工法では壁や床に高性能な断熱材を組み込むことが可能なため、冷暖房効率が向上し、ランニングコストの削減にも寄与します。 |まとめ 2×4工法の概要や特徴やメリット、木造建築でも20mを超える大スパンが可能である理由を解説しました。 2×4工法を用いることで、木造建築でも最大20mの大スパン空間を確保することが可能です。トラス構造や集成材の活用、耐力壁と剛床構造の組み合わせにより、鉄骨やRC造に劣らない強度と耐震性を持つ建築が実現できます。 倉庫や福祉施設など、大空間が求められる建物を検討されている方は、ぜひ2×4工法による木造建築を選択肢の一つとしてご検討ください。 具体的なプランや見積もりについては、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:富田湧介▼続きを読む -
2025年03月20日
ツーバイフォー工法とは?鉄骨やRC造、他の木造工法と比較したメリットも紹介!
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の富田です。 近年注目を集めているツーバイフォー(2×4)工法。 住宅建築では広く普及していますが、実は福祉施設や倉庫などの非住宅建築にも多くのメリットがあります。今回は、鉄骨・RC建築との比較を交えながら、ツーバイフォー工法の概要やメリットを紹介していきます。 |ツーバイフォー工法とは ツーバイフォー工法は、木材断面が1.5インチ×3.5インチの規格材を基本構造材とした建築工法です。2インチ×4インチの寸法であったことからツーバイフォー(2×4)工法という名前が付けられましたが、木材を乾燥させ表面を削る過程で実寸はそれより小さくなります。この工法では、床・壁・天井といった面で建物を支える”面構造”が特徴です。従来の軸組工法が柱と梁で構成される”線構造”であるのに対し、2×4工法では構造全体が箱型となり、建物全体で力を分散する設計になっています。 |在来軸組工法とCLT工法と比較したツーバイフォー工法のメリット 在来軸組工法やCLT工法など他の木造建築と比較したツーバイフォー工法のメリットを紹介します。 在来軸組工法との比較 1.工期短縮 在来軸組工法は設計自由度が高いですが、施工には熟練職人が必要で工期が長くなる場合があります。ツーバイフォー工法はプレカット部材を用いるため、効率的で施工がスムーズに進みます。 2.耐震性 在来軸組工法は「線構造」で建物を支えるのに対し、ツーバイフォー工法は「面構造」で地震力を分散するため、より高い耐震性能を発揮します。 3.コストの安定性 在来軸組工法は現場加工が多く、材料ロスや施工変動が発生しやすいです。これに対して、ツーバイフォー工法は工場で加工された部材を現場に運び施工するため、コストが安定します。 CLT工法との比較 1.コストの削減 CLT工法は高強度のパネルを使用するため材料費が高くなる場合があります。一方、ツーバイフォー工法は一般的な規格材を使用するためコストが抑えられるのが特徴です。 2.用途が柔軟 CLT工法は主に大規模建築向けですが、ツーバイフォー工法は福祉施設や倉庫など中小規模建築にも対応が可能なため、汎用性が高いです。 |鉄骨・RCと比較した2×4工法の4つのメリット 2×4工法には鉄骨建築やRC造と比較してどのようなメリットがあるのか、具体例を4つ紹介します。 1.耐震性 2×4工法は、壁・床・天井で建物を箱状に支える「モノコック構造」が特長です。地震時には建物全体が力を分散して揺れを吸収するため、鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)に比べて破壊リスクが低減されます。鉄骨は柔軟性があるものの、揺れが集中しやすく、RCは重量があるため耐震設計での工夫が必要です。2×4工法は軽量で地盤への負荷が少なく、福祉施設や倉庫といった大型木造建築にも適した工法です。 2.耐火性 2×4工法の耐火性能は、石膏ボードと断熱材による高密度な壁構造で実現されています。これにより、火災時の温度上昇を抑えつつ、建物内部を守る仕組みが整っています。鉄骨は高温で強度を失いやすく、RCは耐火性能が高いものの、修繕が困難な場合があります。2×4工法はコストを抑えながら、法定基準を超える耐火性能を実現可能です。 3.省エネルギー性 2×4工法では、壁や天井の中に断熱材を効率よく配置できるため、鉄骨やRCに比べて断熱性能が向上します。特に鉄骨は熱伝導率が高く、断熱施工に注意が必要です。一方、2×4は木材の低熱伝導性を活かしつつ、建物全体を断熱材で覆えるため、冷暖房効率が良くなり、省エネに繋がります。 4.コスト効率 2×4工法では、構造材がプレカット工場で精密加工され、現場での作業負担が大幅に削減されます。鉄骨やRCは加工や設置に高度な技術を要し、現場工期が長引くことが多いのに対し、2×4は短期間での施工が可能です。また、木材は一般流通材を使用することで資材コストを抑える一方、鉄骨は原材料の価格変動の影響を受けやすいというデメリットがあります。これにより、2×4工法では鉄骨と比較してコスト効率を高めることができます。 |鉄骨・RC建築と比較した工期と価格 2×4工法の特徴として、建築資材が規格化されており、工場でのプレカット加工が可能な点が挙げられます。これにより現場作業の効率化を図ることができ、工期の短縮が実現します。鉄骨建築では現場での溶接や組み立て作業に時間を要することが多く、RC建築は型枠工事やコンクリート養生期間が必要なため、工期が長引く傾向があります。一方、2×4工法では現場での作業が軽減され、全体の工期を短縮できます。 例えば430㎡の事務所を建築する場合、鉄骨建築での工期は5カ月であるのに対し、木造建築での工期は4カ月であり、1カ月の工期短縮が可能です。 価格面でも、鉄骨やRC建築と比較して木材の方が資材費が安価で、製造時のエネルギー消費も少ないため、トータルコストを抑えることが可能です。特に福祉施設や倉庫のようなシンプルな設計の建物では、よりコスト削減効果が期待できます。また、木材は地産地消が可能であるため、輸送コストを抑え地域経済にも貢献します。一般的には、鉄骨建築と比較して木造建築ではトータルコストを20%削減することができます。 木造vs鉄骨/大規模建築におけるコストの違いを具体的に比較! |まとめ 2×4工法は、非住宅建築においても鉄骨建築やRC造に代わる有力な選択肢です。耐震性や耐火性、省エネルギー性に優れ、コスト効率の面でも大きなメリットがあります。福祉施設や倉庫のような用途であれば、特にその効果を実感しやすいでしょう。 非住宅用途での建築をご検討中の方は、ぜひ2×4工法による木造建築を選択肢の一つとしてご検討ください。具体的なプランや見積もりについては、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:富田湧介▼続きを読む -
2025年01月12日
倉庫建築は鉄骨より木造を勧める3つの理由
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。 倉庫建築において、多くの方が鉄骨造をイメージされるかもしれません。しかし近年の建設業界を取り巻く状況を考えると、木造建築には多くのメリットがあります。今回は木造での倉庫建築を薦める理由とその背景をお話しします。 |目次 ・建築コスト上昇と工期長期化 ・木造倉庫を進める3つの理由 ー建築資材や設計の標準化が可能 ー建築資材が低価格で人件費が安定している ー環境に優しい ・まとめ ・補助金情報 |建築コスト上昇と工期長期化 昨今、慢性的な人手不足や職人の高齢化、建築資材の需要増加に伴う鋼材の価格高騰は、建設業界全体の課題となっています。東京オリンピックをはじめとする大規模な建設プロジェクトや都市部での再開発が進む中、鋼材の需要は今後も高い水準で推移することが予想されます。さらに、働き方改革による週休2日制の導入や賃金の上昇により、工期が長引き、人件費も増加しています。 こうした状況下で、鉄骨造のコストや工期を正確に見積もることはますます難しくなっています。東京都内の超高層ビルの建設を手掛けた企業が、予期せぬコストの増加で巨額の赤字を計上したことがニュースにもなっていたことは、ご存知かと思います。 また様々な分野でSDGsへの取り組みが行われている中で、建築においても地球環境に配慮した取り組みが薦められています。コストの削減や工期の削減はもちろんですが、二酸化炭素の排出量や持続可能性を考慮した建築が推進されています。 |木造倉庫を進める3つの理由 以上の背景を踏まえて、倉庫建築は鉄骨ではなく木造を薦める理由を3つお話します。 建築資材や設計の標準化が可能 コストが高騰する中、低コスト短工期での建設が求められる倉庫建築を従来のように鉄骨造で建設することは困難です。これらの課題を克服するため、標準化された設計と木造建築が注目されています。木造建築では、設計段階からモジュール(メーターモジュールや910mmモジュール)を統一し、効率的な施工を実現します。構造材の加工はプレカット工場で行われ、コンピューターで制御された機械が高精度で加工を行います。これにより現場では合理的に短工期での施工が可能です。 標準化によって無駄が省かれ、短工期と低コストを同時に実現できます。木造建築は、倉庫のようなシンプルな構造の建築には特に適しています。 建築資材が低価格で人件費が安定している 木造建築では、鉄骨での建築と比較して建築資材の価格を安く抑えることが出来ます。木造建築では、構造材に住宅建築で使用される一般流通材を使用することで、鉄骨材よりもコストを大幅に削減できるためです。 また木造建築における大工の人件費は比較的安定している点も大きな強みです。住宅建築の分野で活躍する職人が多いため、建築会社との契約条件によって人件費の変動が抑えられていることが背景にあるためです。 建築資材や人件費の安定も木造建築のコストを削減できる理由の一つです。 木造建築は環境にも優しい選択肢 木造建築は鉄骨建築よりも環境にも優しい選択肢です。木材は二酸化炭素を吸収して炭素を固定する性質を持ち、地球温暖化の抑制に寄与します。木材は計画的な伐採と植林により再生が可能な資源です。計画的な伐採による植林が二酸化炭素の固定にも貢献します さらに、木材は鉄骨やコンクリートと比べて製造過程での二酸化炭素の排出量が少なく、持続可能な社会に向けた材料として注目されています。 また、木造建築の建材は鉄骨材やコンクリートと比較して軽量なため、輸送時のエネルギー消費も抑えられることも環境に貢献できる要素の一つです。 倉庫を木造で建築することは環境負荷の低減に貢献することが出来ます。 大規模建築は木造の時代!市場規模や推進される背景も解説! |まとめ 倉庫建築において鉄骨造より木造建築を薦める理由は、近年の建設業界の課題に対応できる点にあります。鋼材価格の高騰や人手不足で工期が延びる中、木造はモジュール統一による設計標準化やプレカット工場の活用で短工期を実現します。また、流通材の使用で建築資材コストを削減でき、大工の人件費が安定していることも強みです。こうした木造のメリットにより、コスト効率の良い倉庫建築が可能になります。 また木造建築は鉄骨やRCと比較して二酸化炭素の排出量が少なく、環境にも優しい選択肢です。 コストを抑えた短工期の倉庫建築をご検討の方は、木造倉庫を検討してみてはいかがでしょうか。 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金のダウンロードは画像をクリック! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:平澤夢厳▼続きを読む -
2024年12月20日
倉庫の建築費用を徹底解説!坪単価を安く抑えるなら木造がおすすめ?
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」、担当の富田です。 今回は、倉庫を安く建てる方法について紹介します。 |倉庫の建築コストを抑える方法 倉庫の建築コストを抑える方法、それは、木造で建築することです。 倉庫は鉄骨やRCで建築するイメージをお持ちの方も多いかもしれません。 しかし建築基準法の緩和により大規模建築を木造で建築できるようになったことや、国が木造建築を後押ししていることもあり、倉庫を木造で建築する事例が増えています。 木造建築の倉庫は鉄骨やRCの倉庫よりも安く建てることが可能です。100坪程度の倉庫の建築コストは、木造建築にすることにより12.5%のコスト削減が可能となります。 木造建築が鉄骨と比較してコストを削減できる主な理由は以下の3つです。 ・建物本体が軽いため、基礎工事費用が安くなる ・木材の方が鉄骨材よりも原価が安い ・工期が短いため人件費等を削減できる これらの理由から、鉄骨倉庫と比較して木造倉庫の方が建築コストが安く収まります。 |低価格だけではない木造建築のメリット 短工期 1000㎡規模の倉庫建築の工期はシステム鉄骨で最低8カ月、重量鉄骨では最低12カ月かかります。しかし木造建築の場合の工期は5カ月。重量鉄骨と比較して58%の工期の削減が可能です。 木造建築では、工場で精密に加工された木材部材を現場に運び、効率的に組み立てることが特徴です。この方式により、現場での手作業が減り、工事全体がスムーズに進行します。また作業の効率化により天候の影響を受けづらくなります。現場作業の効率化と天候の影響を受けないことが工期の削減に繋がります。 環境に優しい 木造建築は温室効果ガスの排出量の削減に貢献します。 鉄やコンクリートは原材料の採掘や加工の過程で多くのエネルギーを消費し、大量の温室効果ガスを排出します。これに対し、木材は製造時のCO2排出量が非常に少なく、環境負荷を抑える建築素材として優れています。 また、木材は成長過程で大気中のCO2を吸収し、炭素を固定する役割を果たします。固定された炭素は木材として使用される間、建築物に留まり続けます。このため木の炭素固定も温室効果ガス削減に繋がります。 さらに、鉄骨やコンクリートと比較して重量が軽いため、輸送時の温室効果ガス排出量の削減にも貢献します。 大規模建築は木造の時代!市場規模や推進される背景も解説! 断熱性能が高い 木材は空気を多く含む素材であり、鉄骨と比較して熱伝導率が低いため、鉄骨よりも断熱性能が高いです。木材の熱伝導率は約0.15~0.25 W/m・Kであるのに対し、鉄の熱伝導率は約80 W/m・Kです。つまり、鉄は木材の約320~533倍も熱を伝えやすいということになります。 また鉄骨建築では工法としての特性上、気密性を高めるのに限界がありますが、当社が採用する木造建築では断熱材を隙間なく配置することが可能です。 熱伝導と工法の観点からも、木造建築は鉄骨と比較して断熱性能が優れています。 |まとめ 木造建築で倉庫を建設することは、コストパフォーマンスに優れているだけでなく、多くのメリットがあります。木造建築は、鉄骨やRCと比較して建築費用が抑えられることに加え、工期が短く、施工効率が高い点が特長です。特に、基礎工事の軽減や材料費の低さがコスト削減につながります。また、木材の温室効果ガス排出量の少なさや優れた断熱性能により、環境にも優しい選択肢です。 コストを抑えた倉庫建築をご検討の方は、木造倉庫を検討してみてはいかがでしょうか。 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! |補助金情報 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金ダウンロードはこちら! 今回は以上です。ありがとうございました。 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当:富田湧介▼続きを読む -
2024年12月09日
木造建築の耐震性を徹底解説!
皆様、こんにちは。 大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。 今回は、大規模木造建築における耐震性能について詳しくご紹介します。木造建築は本当に地震に強いのか?鉄骨造やRC造と比較し、その性能に疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。当コラムでは、その魅力と技術的な優位性をわかりやすく解説します。 木造建築の一番の特徴は、鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)と比較して建物全体の重量が軽いことです。この軽量性は耐震性能に大きなメリットをもたらします。建物にかかる地震力は重量に比例して大きくなりますが、木造は鉄骨やRCに比べ1/2〜1/3程度の軽量さで、揺れによる負担を軽減することが可能です。さらに、木材自体が持つ弾力性としなやかさが衝撃を吸収し、倒壊リスクを低減します。 当社が採用する2×4工法では、柱や梁による「点」で支える構造ではなく、壁や床全体で力を受け止める「面構造」を採用しています。この技術により、地震力が建物全体に均等に分散され、耐震性が格段に向上します。また、2×4工法は震度7相当の揺れにも十分耐えうることが実証されています。2016年の熊本地震では、旧耐震基準の建物に比べ、2×4工法の建物の無被害率が非常に高いことが報告されており、その信頼性が裏付けられています。 さらに、木造建築は環境に優しい建築方式としても注目されています。木材は再生可能な資源であり、伐採から製造過程における二酸化炭素の排出量が鉄骨やRCに比べて少ないため、地球温暖化対策にも貢献します。また、木材が二酸化炭素を吸収し蓄える特性を持つことから、環境負荷をさらに低減する可能性を秘めています。こうした特性は、持続可能な社会を目指す現代において非常に重要です。 耐震性と環境配慮の両方を兼ね備えた大規模木造建築は、これからの時代にふさわしい建築方式といえるでしょう。 写真提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会 木造建築について詳しく知りたいかたはこちらから資料ダウンロードしてください。 ウッドビスタでは、大規模木造建築のコストをさらに削減するための補助金情報を無料でプレゼントしています。 補助金ダウンロードはこちら! 具体的な見積りや図面提案等は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら! 大規模木造建築 ウッドビスタ 担当 平澤夢厳▼続きを読む