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2024年12月09日

木造建築の耐震性を徹底解説!

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皆様、こんにちは。
大規模木造建築「ウッドビスタ」担当の平澤です。

今回は、大規模木造建築における耐震性能について詳しくご紹介します。木造建築は本当に地震に強いのか?鉄骨造やRC造と比較し、その性能に疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。当コラムでは、その魅力と技術的な優位性をわかりやすく解説します。

木造建築の一番の特徴は、鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)と比較して建物全体の重量が軽いことです。この軽量性は耐震性能に大きなメリットをもたらします。建物にかかる地震力は重量に比例して大きくなりますが、木造は鉄骨やRCに比べ1/2〜1/3程度の軽量さで、揺れによる負担を軽減することが可能です。さらに、木材自体が持つ弾力性としなやかさが衝撃を吸収し、倒壊リスクを低減します。

当社が採用する2×4工法では、柱や梁による「点」で支える構造ではなく、壁や床全体で力を受け止める「面構造」を採用しています。この技術により、地震力が建物全体に均等に分散され、耐震性が格段に向上します。また、2×4工法は震度7相当の揺れにも十分耐えうることが実証されています。2016年の熊本地震では、旧耐震基準の建物に比べ、2×4工法の建物の無被害率が非常に高いことが報告されており、その信頼性が裏付けられています。

さらに、木造建築は環境に優しい建築方式としても注目されています。木材は再生可能な資源であり、伐採から製造過程における二酸化炭素の排出量が鉄骨やRCに比べて少ないため、地球温暖化対策にも貢献します。また、木材が二酸化炭素を吸収し蓄える特性を持つことから、環境負荷をさらに低減する可能性を秘めています。こうした特性は、持続可能な社会を目指す現代において非常に重要です。

耐震性と環境配慮の両方を兼ね備えた大規模木造建築は、これからの時代にふさわしい建築方式といえるでしょう。

 

2×4工法 パネル

写真提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

 

 

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大規模木造建築
ウッドビスタ
担当  平澤夢厳

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